全日本選手権個人タイム・トライアル・ロード・レース
開催日:2024年6月21日(金)
開催地:静岡県伊豆市
出場選手: 鈴木譲 阿部嵩之
サイクルロードレース選手の日本一を決める全日本選手権。
全世界共通の各国ナショナルチャンピオンシップ、各カテゴリーの優勝者は1年間「日本チャンピオンジャージ」の着用が義務付けられる重要な大会。
会場は昨年に引き続き静岡県伊豆市、日本サイクルスポーツセンターで行われました。
6月21日(金)大会初日個人タイムトライアル、男子エリートカテゴリーに鈴木選手、阿部選手が出走。
一周回5kmを6周する30kmのコース。
アップダウンが連続する休みどころのないコースレイアウト。
3つのウェーブ(グループ)に別れて出走しタイムを競う。
阿部選手は第1ウェーブ、鈴木選手は第2ウェーブで出走。
阿部選手は雨と強風という最悪のコンディションの中での出走。
スロースタートで後半ペースを上げる走りが得意な阿部選手ですが、一周完了直前にギア変速不良により、追走のチームカーのスペアバイクに交換し走り出すものの、大きくタイムをロスしてしまう。
またノーマルロードバイクに乗り換え、タイムを上げることは難しく第1ウェーブを終え、暫定7位でゴール。
第2ウェーブは雨も止み始め、コンディションが好転してきた中でスタート。
好タイムが続出する中、鈴木選手も暫定4、5位を推移しながらレースを進めるものの、後半若干ペースを落としてしまい、暫定総合7位でゴール。
最終の第3ウェーブには雨も完全に止み、風も弱くなり、ベストコンディションの中で優勝候補の選手達がスタート。
一気に上位勢が入れ変わっていき、優勝は金子選手(群馬グリフィン)。
鈴木選手は惜しくも11位となり、10位までが獲得できるUCIポイントにあと一歩であった。
1位 金子宗平(群馬グリフィン)
2位 宮崎泰史(キナンサイクリングチーム) +51s
3位 新城幸也(バーレーン・ヴィクトリアス)+1m15s
……
11位 鈴木譲(ヴェロリアン松山)+3m26s
18位 阿部嵩之(ヴェロリアン松山)+7m17s