初日に引き続き、日本一を決める全日本選手権。
全世界共通で各国ナショナルチャンピオンシップ、各カテゴリーの優勝者は1年間「日本チャンピオンジャージ」の着用が義務付けられる重要な大会。
会場は昨日に引き続き静岡県伊豆市、日本サイクルスポーツセンターで行われました。
昨日のタイムトライアルコースに、競輪学校内の3kmコースを追加した一周回8kmの登りの険しいクライマー向きのコース。
2日目のU23カテゴリーにヴェロリアン松山から、吉田選手、村上選手、森本選手の3名が14周回する112kmのレースに挑みました。
昨日の悪天候から打って変わった好天の下、序盤はスロースタートで始まったものの、アタックが繰り返され4周目に6名の逃げが決まる。
岡崎選手(マトリックスパワータグ)
佐藤選手(サイクラーズ・スネル)
菅原選手(アヴニールサイクリング山梨)
渡辺選手、山田選手(京都産業大学)
清水選手(明治国際医療大学)
ヴェロリアン松山勢はメイン集団でレースを進め、先頭6名は協調体制を整えて周回を重ねる。
メイン集団はアタックが繰り返されながら進み、9周目にはハイペースが続いたメイン集団に先頭6名が吸収される。
120名いたメイン集団は60名まで絞られた。
勢いがついたメイン集団はペースが落ちることがなく、11、12周目には今日のベストラップが続きメイン集団は崩壊。
ヴェロリアン松山は村上選手が前方で粘るも、10名前後に絞られた集団には届かず遅れてしまう。
先頭はさらに7名まで絞られ、7名でのゴールスプリントを今季国内戦で3勝している寺田選手(シマノレーシング)がスプリント力を発揮して、優勝。
ヴェロリアン松山は吉田選手が後半に先頭がベストラップを重ねる周回で遅れるも、粘りの走りで43位でゴール。
昨年、同じコースで行われた全日本選手権でレース序盤に脱落していた吉田選手が、この1年で成長を感じられる走りを見せてくれた。
吉田選手コメント
苦手なコースで不安は多かったが、後半に先頭から遅れても諦めずに踏み続けて完走できてよかった。
ゴールの時は、色々な人に支えられているという思いが湧き上がり、感慨深かった。
実力は徐々に上がってきていると感じているので、さら強くなれるように頑張りたい。
リザルト
1位 寺田吉騎(シマノレーシング) 3h22m21s
2位 鎌田晃輝(JCL TEAM UKYO) +2s
3位 松井丈治(立命館大学) +3s
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43位 吉田晴登(ヴェロリアン松山) +11m50s
DNF 村上裕二郎
DNF 森本凛太郎